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雛のつるし飾りまつり
こんにちは。昨日とは打って変わって今日は寒い稲取温泉です。
昨日からお隣河津町は「河津桜まつり」が開催しておりますが、稲取だって負けてはいません!
そう❗稲取地区は「雛のつるし飾りまつり」が絶賛開催中なんです!
つるし飾りに込めた願い
東伊豆、稲取地区では江戸時代から伝わる習わしで、雛人形の両脇に飾ります。
古くなった着物をほどき、母親や祖母たちが子どもたちが衣食住に困らないよう、
健やかに育って欲しいという願いを込めてひと針ひと針縫いあげたものです。
立春である2月4日頃から2月中旬にかけて雛人形の両脇に飾ります。
種類豊富なつるし飾り
つるし飾りの種類は色々あってそれぞれ意味を持ちます。
吊るし雛の種類は伝統的な柄で28種類。
桃や羽子板、ほおづきなど女の子を連想させる柄のほか、ハトや枕、鶴、亀、などなど縁起が良いものばかり。
金目鯛なんていう稲取ならではのおめでたい雛もあったりして見ていて楽しいです。
稲取文化公園雛の館へいってみた
竜宮の使いに来る途中にある「稲取文化公園」には「雛の館」というつるし飾りの展示場があります。
早速中に入ってみます
正しいつるし飾りの飾り方といっていいでしょう。ひな壇の両脇にたくさんの吊るし飾りが飾られております。
圧巻なのはこちら
大きすぎて画角に入らないので広角で撮影しております。
これだけのつるし飾りを作るには・・・気が遠くなるほどの作業だったのではないでしょうか
全部お見せするとネタバレしてしまうのでちょこっとだけお見せします
こちらは「タイのタイ」で作ったつるし飾り
鯛には「鯛の鯛」というわれる骨があって魚のどのあたりかというと、
胸ビレを動かす役割を持つ骨の部位です。魚のカマのあたりでしょうか。
形が鯛に似ていることから、鯛の体の中にあって更にめでたいと、縁起物とされています。
こんなに縁起物がたくさんぶら下がってるんだからめでたいめでたい♪
縫うのも大変ですがこれだけ鯛を食べるのも大変かと思ったりして(笑)
足湯も河津桜もある文化公園
文化公園は整備された芝生広場や渡り板などが設置されたキレイな公園
足湯もあって癒やされます
屋内にはちょっとした本なども置いてあってゆったりできそうです。
仕事中でなければちょっと足をつけてゆっくりしてみたいな~と思いました。
外には河津桜をはじめ、梅も開花していてめっちゃ春っぽい❤
あ、そうそうフロントに入館料の前売り券(ちょっと安い)がありますのでお声がけください。
通常大人500円ですがフロントの前売りだと400円です!