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細野高原山焼きを体感してみよう
こんにちは。広報担当正木です。
今日は細野高原の山焼きについてお話を。
細野高原では毎年2月頃に山焼きを行います。
「山焼き」は細野高原を「草原のまま」維持するために必要な活動であり、江戸時代から毎年続いてきました。
なぜ?山焼きをするのか
「山なんて焼いたら環境破壊じゃないか!」とおっしゃられる方もいらっしゃると思います。
山に火をかけることは、当然自然を破壊する事になります。
そこに住んでいる生き物にとっては最悪です。
が、一定規模の山焼きであれば、すぐに次の生命を育む土台となります。
山焼きが行われる事によってあたりは焦土となりますが、灰は養分となり土を肥やします。
すぐに再生するほど生命力があります。
昔は茅、すすきなどの採草地として維持・活用するために行われていました。
今はその役割は終えているのですが、山焼きをしないとどんどん雑木が伸び、
森林化していきます。
草原には草原の生態系が存在する
森には森の生態系、草原には草原の生態系があり、草原の生態系は森の中では維持できません。
草原の生態系は絶滅危惧種が多いため、生物多様性の観点からも保護が必要になります。
人の手で山を管理し、草原を維持しているのです。
ある程度人の手によって管理しないと山は荒れていくものです。
私の家の近くでも放置された山に竹が繁殖し、荒れ放題の山があります。
手を入れないとどんどん荒れてってしまいます。
細野高原はやはり人によって管理することが重要なのです。
迫力ある山焼きを体感しよう!
危険が伴うであろう山焼きは、地元の方々の手で行われてきました。
皆さんにもぜひ山焼きの役割の理解や実際行っている様子を
見ていただきたいという思いもあり、昨年から観光コンテンツとして体感
できるようになりました。
山焼き体感会は2月10日
今年の山焼きは2月10日!
山焼き当日は一般車両の入場は禁止です。細野高原現地へのお越しはご遠慮ください
山焼きをぜひ見てみたいという方は事前予約が必要です。
人数に制限がありますのでお早めに❗
詳細は「東伊豆町観光協会」公式サイトからご確認ください。